学びなおし英語 40代50代でも遅くない

20歳過ぎてから英語を学び直すなら中学英語からが良いのはなぜ?

学びなおし英単語

40代50代になってから改めて英語を学び直したくなる時があるかもしれません。
特に30代40代で小学生や中学生の親御さんがそう感じている話を聞きます。小学生の親御さんが「英語をやり直そうか」と考える理由もわかります。

今では小学生の授業に英語が導入され、ますます英語の必要性が強調されています

結果 親として何ができるでしょうか

英語をやり直したいけど20歳を過ぎた大人からのチャレンジはどうなのか?

仕事で必要を迫られてきたという方もいますね。

英語をやり直すなら中学英語をしっかり学び直す

英語を意識する理由は人それぞれです。

中学や高校の時に勉強したのが最後、何年も英語に触れていないという方も珍しくありません。

英語学習をもう一度始めようと思っても、何から手をつければいいかわからないとお悩みの方は、

まずは基礎となる「中学英語」の復習から始めましょう。

中学英語は中学生のための英語ではなく、英語を学ぶ人にとっての核だからです。

どんな言語でも基礎の部分がありますね。

でもそれこそが大事でその部分をどう攻略するかでまったく違うからです。
それで今回は、大人が中学英語を学び直す際の勉強法を紹介します。

中学英語の復習が大人に勧めたい理由

中学英単語が鍵を握る

ネイティブの日常会話に登場する単語は3000語程度と言われていますが、中学卒業時の語彙数の目安は約1500語、基礎的な英単語帳も1800〜1900語程度の収録数です。

中学英単語を復習することで、日常的な英会話に用いる過半数の単語を理解できるとも言えますね。

文法も同じで、実際に使われている英語の文法は、中学英語で習う範囲で理解できるものが多いです。全ての土台である中学英語をしっかり復習することが、大人の英語学習の第一歩となります。

英語・外国語の単語数いくつ覚えればその言語を習得したといえるのか?
英単語をいくつマスターすれば英語ができるといえるのか?と思ったことがあるでしょう。他の言語の外国語を学習している人もそんな風に感じたことがあると思います。語彙数/単語数という数を考えるときに、どんな目標があるかを自分の中できちんと整理し...

受験英語とは違う!大人の英語学習のゴール

大人になってから英語を学び直したいと思う人の中には、「学生時代英語が苦手だった」という方も多いのではないでしょうか。

中学時代から英語に苦手意識がある人にとっては、基礎とはいえハードルが高いと感じてしまうかもしれません。

中学生時代のマイナスのイメージは振り払う必要があります。どのようにそうできますか?

英語を見直すチャンス

英語学習へのイメージを変えることです。

「学生時代の英語」と「大人になってからの英語」は、学ぶ方法に大きな違いがあります。

学生時代の英語学習は、いわゆる「受験英語」が中心です。複雑で覚えにくい熟語や文法に悩まされた方も多いでしょう。英語を学ぶための英語学習ではなく、受験や試験のための英語だったかもしれません。
一方、大人になってからの英語学習は、学びのきっかけやゴールを自分で決めることから始まります。「仕事で活躍するためにTOEICのスコアをあげたい」「海外の人と話したい」など、日々の生活で具体的に目標を立てることで、高いモチベーションで勉強に取り組むことができますね。

また、目指すゴールによって学ぶ内容が変化するのも特徴です。例えば英会話ができるようになりたいのであれば、基礎的な単語や文法を覚えたあとは実際に会話をして慣れていくということも重要な学習の一つです。

なぜ英語を学びたいのかを明確にし、必要な勉強を自分のペースで進めていけるので、学生時代英語が苦手だった人でも新しい気持ちで学び直しができるのです

語学学習のコツを知ってから効率をアップ

この記事は英語の学び直しをテーマにしていますが、ほかの言語にチャレンジしたい人にも有用な情報があります。何をどのように勉強すればもっとも近道で実力が身につくかを考えることです。

どんな物事でもコツがありますね。それをつかむと飛躍的に成長できるのです

英語を習得するポイント(保存版)
英語を学ぶ近道/英語を習得するポイントを集約するとどうなるのでしょうか?結論から言いますと(1)基本単語3000語(2)基本的な文法(3)言語の親この3つに集約されます一つ一つ取り上げます基本単語/基本文法と(1)の基本単...

効率的な勉強法つまりコツとは

勉強法について考えるときにイメージとしては

渋滞に巻き込まれて身動きがとれない状態に置かれているかもしれません。
抜け道があるとのびのびと進んでいけるのです。
走りだせばそれだけの能力がある車に乗っている

このイメージのようにコツをうまくつかんでから進んでいくと中学生の時に抱いたかもしれない「英語は苦手だ!」という渋滞して停滞しているような気持ではなく、「楽しく進んでいける」ようになっていくと思います。

「小学生や中学生の親が知っておきたい英語ができない理由と抜け道」の記事の後半に
できない→抜け出すための方法をとりあげています
これは大人が中学英語をやり直す点でのヒントが得られると思います

小学生や中学生の親が知っておきたい英語ができない理由と抜け道
英語学習の点で日本は中学~高校と学ぶ機会があり、小学生の教育にも取り入れることになりましたから、学習の環境という点では長い期間にわたって学べる環境にあるのです。ところがなかなか英語ができないという現実もあります。英語ができない原因を知ってい...

英語学習の時間確保は課題です

課題の1つとなるのが「勉強時間の確保」です。

勉強に集中できる環境が整っていた学生のころとは違い、大人は仕事や家事、育児などと両立できるように時間をやりくりする必要があります。

隙間の時間をうまく使っていく必要がありますね。これはかえって好都合かもしれません。

英単語を覚えるもっとも実践してほしい方法が「くり返し」だからです
[保存版]英単語の覚える方法をNo.1~ランキング別に
外国語学習において単語を覚えることは避けて通れないことです。「自然に身について気づけば知っていた」ということができるならいいですが、それはなかなか難しいですね。 単語の覚え方を扱う本や個人の感想などたくさんあります。OO個の方法とかO...

この記事でとりあげたように「脳」にとって記憶に定着できる方法にはコツがあるからです

すき間時間を使った反復

英語の基礎学習で大切なのは反復です。
人間の記憶には短期記憶と長期記憶の2種類  時間が経てば忘れてしまう短期記憶を、長く覚えていられる長期記憶にすることが「暗記する」ということになります。
⇨ このために必要なのが反復

くり返す方法

「忘れたころに覚え直す」という作業がとても効果的です。

忘れてからでは遅いのですが、じっくり時間をかけて1単語ずつ覚えていくよりも、隙間時間を使って短時間でも繰り返し学習する方が記憶の定着がよくなります。

通勤時間や家事の合間などのちょっとした時間で取り組むことができるので、忙しい大人でも勉強を始めやすいメリットもあります。

上記の記事で取り上げたように最初の「くり返し」については20分以内に行える状況が鍵を握ります。

最初に覚えた →
その次のくり返しまでの間隔が
20分以上開いてしまうなら効果が下がります

記憶の定着率UP!ゴールデンタイムを利用する

さらに効率的に単語や文法を覚えるためには、「記憶のゴールデンタイム」と呼ばれる時間を活用するのも効果的です。「就寝前」の勉強は脳科学の分野から研究され、記憶が定着しやすいと言われています。

人間は眠っている間にその日の記憶の整理が行われており、眠る前に最後に覚えた事柄は脳内でスムーズに整理され、長期記憶になりやすいといわれています。

起きてすぐの「早朝」も記憶の定着がよくなる時間です。

眠っている間に記憶が整理され、もっとも頭がスッキリしているのが起きてすぐの状態です。

そこで前日の就寝前の勉強内容を復習することでさらに暗記の効果をあげることができます。暗記しやすい時間を意識して勉強の予定を立てていきましょう。

忙しい仕事がある方も主婦の方も 寝る前の時間
起きてすぐの短い時間はうまくやりくりすれば取り分けることが可能かもしれません

具体的な目標を設定する

英語を再勉強するうえで、誰もが目標を持っているはずです。

  • いつか英語が話せるようになりたい
  • いずれTOEICなどのテストを受けたい

など、漠然としたものになっていないでしょうか。

そういった大きなゴールも必要ですが、モチベーションを維持した勉強を続けていくにはもっと具体的な目標を設定しましょう。

  • 1ヶ月以内に中学英語の文法を全て復習する
  • 3ヶ月で単語帳1冊を完璧に暗記する

など、期限を設けた短期目標を立ててみましょう。無理のない目標を少しずつ達成し、積み重ねていくことが大切です。

大人の英語学習は基礎が大切!

中学英語をしっかり復習大人になってからもう一度学び始める英語は、学生の頃の英語の勉強とは少し違います。

受験のために勉強するのではなく、自分で目標を決めて自分のペースで学んでいけるため、英語に苦手意識がある人でも新しい気持ちで取り組むことができます。

語学の習得に年齢は関係ありません。
中学英語をしっかりと学び直すことで、一生使える英語の基礎が身につきます。
限られた時間を有意義に活用して、中学英語をしっかりとマスターしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました